Carrd vs LanderLab:本物の広告テストができる無料ランディングページビルダーはどっち?

Carrdは年$19で使えますが、無料プランではピクセルの発火もリードの獲得もできません。本物の有料トラフィックのテストに何が必要か、そしてそれぞれの無料プランでどこまでできるかを解説します。

10分で読めます

CarrdのPro Standardプランは年$19です。月額ではなく、年額です。この価格なら、ランディングページビルダーにお金を払う前に、Carrdで広告運用ができないか考えるのは当然です。

答えはイエスですが、1つ条件があります。Carrdの無料プランでは、計測付きの広告テストを回せません。独自ドメインも、フォームも、広告ピクセルもないからです。有料トラフィックのテストに必要なものは、すべてCarrdの有料プランから始まります。

LanderLabの無料プランは逆です。独自ドメイン、ピクセル用のコードエディター、クイズファネル、無制限のリードが含まれます。制限はトラフィックで、月2,500訪問までです。

以下の料金と制限は、2026年10月21日にCarrdとLanderLabの公式ページで確認したものです。要点は次のとおりです。

  • $0でテストするなら: LanderLab。Carrdの無料プランでは、リードの獲得もピクセルの発火もできません。
  • 計測できる最安のページなら: CarrdのPro Standard(年$19)。独自ドメイン、シンプルなフォーム、Meta Pixelが使えます。
  • クイズファネル、SMS認証、A/Bテストが必要なら: LanderLab。Carrdのドキュメントには、この3つのどれも記載がありません。
  • 少ない予算で大量のトラフィックを流すなら: Carrd。料金はサイト数で決まり、トラフィックの上限は記載されていません。

有料トラフィックのテストでページビルダーに必要なもの

有料トラフィックのテストでは、ページビルダーに6つのことが求められます。1つでも欠けると、計測できないクリックや使えないリードにお金を払うことになります。

  1. 自分のドメイン。 広告のURLは、自分で管理できるものにします。そうすれば、配信中の広告を編集せずにツールを乗り換えられます。
  2. 発火するピクセル。 Meta Pixel、TikTok Pixel、Googleタグがページで読み込まれる必要があります。そうして初めて、広告プラットフォームはどのクリックがリードになったかを把握できます。
  3. リードをどこかに送れるフォーム。 リードが10件ならメール通知で十分です。200件なら、シート、CRM、Webhookに送りたいところです。
  4. 見込み度を絞り込む手段。 マルチステップフォームやクイズで、相性の悪いリードをバイヤーや営業チームに届く前にふるい落とします。
  5. A/Bテスト。 配信中の広告のURLを変えずに、2つのページを比較できる必要があります。
  6. テストに足りる枠。 プランのトラフィック上限が、購入予定のクリック数をカバーしている必要があります。

有料広告向けの無料Webflow代替ツールのガイドでは、Carrdを含む5つのビルダーを同様の項目でチェックしています。この記事では、CarrdとLanderLabをさらに詳しく比較します。

Carrdで広告運用:各プランの内容

Carrdで広告運用をするなら、出発点は年$19のPro Standardです。独自ドメイン、フォーム、広告ピクセルが揃う、最も安いCarrdのプランです。

支払いは年払いのみで、各プランはサイト数で販売されています。Carrdの料金ページとドキュメントをもとに、有料トラフィック向けに各プランで何が増えるかをまとめました。

  • Basic、無料: carrd.coのアドレスで3サイトまで、Carrdのブランド表示あり。フォーム、埋め込み、アナリティクス、ピクセルはありません。
  • Pro Lite、年$9: ブランド表示は消えますが、独自ドメイン、フォーム、ピクセルはまだありません。
  • Pro Standard、10サイトで年$19: SSL付きの独自ドメイン、問い合わせフォームと登録フォーム、埋め込み、サイトアナリティクス、そしてMeta、TikTok、LinkedInのネイティブピクセル。
  • Pro Plus、25サイトで年$49: Zapier、Make、n8n、任意のURLにデータを送れるカスタムフォームに加え、隠しフィールド、URL変数、Stripe決済。
Carrdで広告運用するときのプラン別比較:ドメイン、フォーム、ピクセルはPro Standard(年$19)から

Carrdの変更履歴によると、CarrdがMeta PixelとTikTok Pixelのネイティブ対応を追加したのは2026年3月19日です。Carrdはピクセルに対応していないと書かれた古いレビューは、もう情報が古くなっています。

メディアバイヤーにとって重要な制限が2つあります。Carrdのサイトはどれも1ページだけで、Carrdのドキュメントによると、セクションは別ページを擬似的に再現しているにすぎません。フォームのドキュメントは問い合わせ、登録、カスタム、決済の各フォームを扱っていますが、マルチステップのロジック、クイズの分岐、A/Bテストについての記載はありません。

アフィリエイトオファーを扱うなら、先にCarrdのコンテンツポリシーを読んでください。中身の薄いアフィリエイトサイトは認めておらず、そうしたサイトは公開停止になることがあると書かれています。

有料トラフィック向けのLanderLab無料プラン

LanderLabの無料プランなら、月2,500訪問まで、有料トラフィックのテストをひととおり実施できます。クレジットカードは不要で、期限もありません。

LanderLabの料金ページによると、無料プランには次のものが含まれます。

  • 月2,500訪問と、公開ページ5つ
  • 独自ドメイン1つ(SSLとCDNホスティング付き)
  • 無制限のリードと、CRM、Google Sheet、Webhookなどのリード連携1つ
  • クイズファネル(Launchプランからはクイズファネルが無制限)
  • ビルトインのコードエディター(Meta Pixel、TikTok Pixel、その他のスクリプト用)
  • すぐ使えるテンプレートと、月10 AIクレジット(AIで作るページ約5つ分)

コードエディターは、ページのheadか、bodyの閉じタグの直前にスクリプトを追加します。そのため、ピクセルはほかのサイトと同じ方法で設置できます。

無料プランでは使えないものが3つあります。A/BテストはGrowからです。SMS認証は有料プラン限定で、1回$0.09です。そして無料プランのページには「Made with LanderLab」バッジが表示されます。

テストに月2,500を超える訪問が必要なら、Launchで100,000訪問まで対応できます。料金は年払いで月$69、月払いなら$89で、ページ50、ドメイン5つ、バッジなしです。

Carrd vs LanderLabを並べて比較

Carrd vs LanderLabの違いは、それぞれがどこに課金の壁を置くかに尽きます。Carrdは機能に少額の年額料金をかけ、トラフィックの上限は記載していません。LanderLabは主要な機能を無料プランに含め、成長に合わせて訪問数で課金します。

Carrd

LanderLab

自分のドメインが使える最安プラン

Pro Standard、年$19

無料プラン、ドメイン1つ

広告ピクセル

Pro StandardからMeta、TikTok、LinkedInにネイティブ対応

無料プランでコードエディター、さらにMeta PixelとConversions APIのネイティブ連携

無料プランのフォーム

なし

フォームとクイズファネル、リード無制限

CRMやWebhookへのリード送信

Pro Plus、年$49

無料プラン(連携1つ)、Launch(5つ)

分岐付きのマルチステップクイズ

Carrdのドキュメントに記載なし

ANDとORのルール、フォールバック付き

A/Bテスト

Carrdのドキュメントに記載なし

Grow以上、1つのURLで実施

SMS認証とTrustedForm

Carrdのドキュメントに記載なし

標準搭載(SMSは有料プラン)

ページ数

1サイトにつき1ページ

無料プランで5、Launchで50

トラフィック上限

記載なし

無料プランで2,500訪問、Launchで100,000

支払い

年払いのみ

月払いまたは年払い

Carrd vs LanderLabの無料プラン:Carrdにはドメイン、ピクセル、フォームがなく、LanderLabには3つとも含まれる

表を見ると、2つは性質の違うツールだとわかります。Carrdは、広告用のページもホストできるサイトビルダーです。LanderLabは、広告用のページと、そこで集めるリードのために作られています。キャンペーンにどちらが必要か迷ったら、有料広告でのランディングページとWebサイトの違いについての記事を読んでください。

有料トラフィックのテストにかかる費用

テスト規模なら、LanderLabは$0、Carrdは最低でも年$19です。規模を広げると、ソフトウェア代はCarrdのほうがずっと安くなります。その差は、別のツールで補うことになる機能の分です。

  • テスト(月2,500訪問まで): LanderLabの無料プランは$0です。CarrdはPro Standardで年$19、リードをCRMやWebhookに送る必要があるならPro Plusで年$49です。
  • 拡大(月100,000訪問まで): LanderLab Launchは年$828(月$69)です。Carrdは年$19か$49のままです。
  • ページのバージョンをテスト: LanderLab Growは年$1,428(月$119)で、A/Bテストと500,000訪問が含まれます。CarrdにはA/Bテスト機能が組み込まれていません。
ステージ別の年間費用:Carrdは$19から$49、LanderLabはテストで$0、拡大で$828

テスト機能が組み込まれていないため、Carrdのユーザーはページビルダーの外でトラフィックを振り分けます。トラッカーで行う方法は、ClickFlareなどのトラッカーを使ったA/Bテストのガイドで解説しています。

次に、ソフトウェア代を広告費と並べてみましょう。あるテスト例では、1クリック$1で2,500訪問なら広告費は$2,500です。それと比べれば、$0と年$19の差はわずかです。テストの成否を決めるのは、すべてのリードが計測され、カウントされているかどうかです。

テストが終わったら、規模を広げる前に、結果をこちらの業界別のリード単価ベンチマークと比べてください。

Carrdのほうが向いているケース

Carrdで広告運用をするのが理にかなうのは、オファーがシンプルで、トラフィックが多く、予算が限られているときです。その代わり、クイズ、組み込みのテスト機能、リードのチェックはあきらめることになります。

Carrdを選ぶのは次のようなときです。

  • オファーが1ステップで済むとき。たとえばメール登録や、セールスページへのクリックです。
  • キャンペーンで月2,500訪問をはるかに超えるトラフィックを送り、ソフトウェア代を最も重視するとき。
  • シンプルなサイトがたくさん必要なとき。Pro Standardなら年$19で10サイトまで作れます。
  • すでにトラッカーでページをローテーションしていて、ホスティング先さえあればいいとき。

ページ自体でリードを見極める必要があるなら、LanderLabのほうが向いています。分岐ルール付きのクイズファネル、SMSコード、TrustedForm証明書がそれにあたります。さらに、送信時にリードをLeadsPedia、LeadProsper、Phonexaへ直接ポストできます。

見極めが目的なら、マルチステップのクイズファネルを作る方法をご覧ください。数分で作れます。

LanderLabの無料プランで$0の広告テストを実施する方法

LanderLabの無料プランで、最初のテストをひととおり実施できます。月2,500訪問の範囲に収め、実際の数字で判断しましょう。

  1. ドメインを接続する。 無料プランにはSSL付きの独自ドメインが1つ含まれるので、広告の遷移先を自分のURLにできます。
  2. ページを作る。 テンプレートから始めるか、AIビルダーにオファーを説明します。
  3. ピクセルを追加する。 Meta PixelかTikTok Pixelを、ページのカスタムコードのheadか、bodyの閉じタグの直前に貼り付けます。
  4. リードを役立つ場所に送る。 無料プランのリード連携1つを使って、Google Sheet、CRM、Webhookに送ります。
  5. 費用をかける前に計測を確認する。 テストリードを送信し、ピクセルのイベントとリードの両方が届いたことを確認します。
  6. 予算を上限に合わせる。 1クリック$1とした例では、2,500訪問で広告費は$2,500です。コンバージョン率5%なら、リードは125件です。
LanderLab無料プランのテストの流れ:広告、独自ドメインのページ、ピクセル、クイズ、そしてシートへのリード

オファーが当たったら、Launchで100,000訪問と無制限のクイズファネルが使えるようになります。Growでは同じ広告URLのままA/Bテストができるので、配信中の広告に触れずに新しいページを試せます。

FAQ

無料プランのCarrdで広告運用はできますか?

計測付きのテストには使えません。Carrdの無料プランには、独自ドメイン、フォーム、埋め込み、ピクセルがありません。Carrdで広告運用をするなら、この4つがすべて揃うPro Standard(年$19)からです。

Meta Pixelを使うには、どのCarrdプランが必要ですか?

Pro Standard(10サイトで年$19)です。Carrdは2026年3月に、Meta Pixel、TikTok Pixel、LinkedIn Insight Tagのネイティブ対応を追加しました。フォームのデータをZapier、Make、Webhookに送るには、年$49のPro Plusが必要です。

CarrdにA/Bテスト機能はありますか?

Carrdのドキュメントには、A/Bテスト機能の記載がありません。2つのCarrdページを比べるには、トラッカーか広告プラットフォームでトラフィックを振り分けることになります。LanderLabでは、Grow以上のプランで1つのURLのままA/Bテストを実施できます。

LanderLabの無料プランは本当に無料ですか?

はい。クレジットカードは不要で、期限もありません。月2,500訪問、公開ページ5つ、独自ドメイン1つ、無制限のリードが含まれます。無料プランのページには「Made with LanderLab」バッジが表示されます。

リード獲得に向いているのはCarrdとLanderLabのどちらですか?

リードの見極めが必要なら、LanderLabです。分岐ルール付きのクイズファネル、有料プランでのSMS認証、リードバイヤーへの直接ポストがあります。シンプルな登録ページや1ステップのオファーなら、Carrdのほうが安く済みます。

テストに合ったプランを選ぶ

Carrdで広告運用をすると決める前に、テストに必要なものを書き出してください。自分のドメイン、ピクセル、本物のリード獲得で$0のテストをするなら、LanderLabの無料プランから始めましょう。

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